Stage 11: 風、坂、寒さ、そして雪

Sora

Basho's companion
Nov 2, 2005
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Yokohama -> Fukuoka
www.e-wadachi.com
#1
今年のTCCは奥多摩から幕を明けた。”トゥール ドオクタマコ”である。 トマスさんと年末に会ったときに「7日か8日にアンオフィシャルでちょいと走ろうか。」などと話していたのだが、12月31日、私が実家に戻る直前にトマスさんがアンオフィシャルツアーのフォーラムにスレッドを立てた。「年明けだれか走らない?」 見てしまったので、メンバーにお誘いの告知メールを出してアパートを後にした。 1月2日、サイトにログインして「・・・・・・・・・・。」ワンサカくだんのスレッドに書き込みがある。 「うーむ。」思ったことは2つ。 ①「みんな正月ヒマなのね。」 ②「何故この寒いのに奥多摩なんだ!」 その晩、緊急の責任者会議(ただの飲み会:warau: )を開催し、7日の奥多摩ツアーはオフィシャルにすることを決定した。 前日の雨も当日はすっかり止み、天気はサイコー!ただし風が強い。まずは風との闘いである。そう、この日は”闘いの日”なのであった。 「上りは嫌い。」:mad: 「下りは怖い。」:( 「速くは走れない。」:warau: 何度も書いているがこれは私の3大スローガンである。 さらに加えて言えば 「寒いときは走らない。」 「向かい風とトンネルは大嫌い。」 今回のツーリングにはその全てがあるのである。TCCがはじまってからどーも調子を狂わされているような気がする。:mad: :warau: 南武線と青梅線で拝島駅までは輪行。電車のドアが開くたびに寒さが増す。寒さ対策は万全のつもりだが、峠の寒さが気になる。拝島駅前に着くと改札の真正面にある衣料品店にトラさんがちょこんと座ってタバコをふかしていた。まだ9時ちょい過ぎだが、だいぶ早めに着いたらしい。曰く「思っていたより早くついちゃったよ」。
okutamako_01.jpg
9:40ごろみんなが集合して、いよいよスタート! 今回はトラさんに引っ張ってもらうのでらくちん。:D 拝島駅からなだらかなアップダウンが続き、武蔵五日市からはいよいよ上り。幸いにして山道に入ると風はない。標高1000mを上るわけだが距離があるので傾斜はそれほどきつくはない。といって、「上りは嫌い。」の私がスイスイと上れるわけはなく、ゆっくりと上る。車の通りは少なく鳥の声が聞こえる。上空の雲がものすごい勢いで流れていく。なかなかいいツーリングである。 都民の森あたりから路肩に雪が。不安がよぎる。「下りはどーなるのだろう」。


なんとか峠に達し下りに入った。予感は的中し、山の北側にあたる下りの路面にはところどころに雪と氷がある。ただでさえ、怖い下りがとんでもないことになっていた。ブレーキから手が離せず、視線は路面に釘付け。奥多摩のいい景色を楽しもうと思っていたが、それどころではない。ある意味命がけの乗車となった。前日冬用のグローブを10年ぶりぐらいに新調し、技術の進歩に期待したが、予想通り指先の感覚はなくなった。奥多摩湖についてブレーキを握り続けられたことにほっと一息。「あとは上石神井までゆるゆると下るだけ。あー、よかった、よかった。:angel: 」 と、思うのが素人のあさはかさ。 青梅あたりから既に日は暮れていたが、昼間にも増して風が強い。追い風なのはよいが時折風向きが横からにかわるときがある。呑気に走るつもりでいたが気が抜けない。無事に”練馬区”の看板を過ぎ、上石神井はもう目の前。と思ったところで左からの強烈な突風に前をはしるヤスヒロさんと私が道のセンター側に3mぐらい流された。「やばいっ!」最後尾を走る私のすぐ後ろに車がいることは分かっていたので流石にこのときは血の気が引いた。 幸いドライバーが巧みなヒトで事なきを得たが今でも思い出すとぞっとする。「あれがヘタなサンデードライバーだったらどうなっていたんだろう。」 いろいろあったがなんとか上石神井に到着。居酒屋でビールを飲んで今回のツーリング終了~! いいとこなんだから今度はもうちょっと暖かいときにいこうよぉ~。